貸株制度、というものがあります。
証券会社に株を貸し出し、その金利をいただくというものです。存在を知っていただけでなんとなくやらずにいましたが、長期投資にはぴったりの制度ではないかと思いやってみることにしました。
🔰投資初心者の私がまとめたものなので間違いがあるかもしれません。他でも確認をお願いします🔰
個人投資家から証券会社に株を貸し出し、証券会社はそれを機関投資家等に貸し出して運用してもらいます。機関投資家から証券会社に貸株の金利が支払われ、それが個人投資家に戻ってくる、という仕組みです。
貸株設定しているだけで金利分をもらえるなんて、うれしいね
金利は銘柄によって年利0.1%から2%や3%のものがあります。私の保有しているものは0.1%ばかりでした。。。安定しているものは低いのかな、と都合よく考えています。
貸出期間の期限は特になく、売却も自由にできます。普通の売却の手続きをすれば貸株は解消になるので安心です。
気になるのは配当や優待はどうなるのか、ということですね。
設定をしておけば、権利確定日に株式が返却され、確定日後にまた貸出される、この流れを自動的にやってくれるのです。便利ですね。
ただし設定によっては、優待がない株式については自動返却されない場合もあり、その場合は配当金ではなく「配当金相当額」が証券会社より支払われます。
貸株金利を優先させ権利確定日でも返却をせず、金利を受け取る設定もあります。その場合も「配当金相当額」が支払われます。
どのような設定にしても、「配当金」か「配当金相当額」がもらえるんだね
「配当金相当額」とは、源泉徴収された配当金と同額が証券会社より支払われるものですが、税区分が「雑所得」となります。雑所得になると、配当控除の対象から外れ、また株式の損益通算の対象からも外れます。
「継続保有特典」を行っている株を保有している場合は、貸株にすることにより名簿から名前がなくなり、またイチからスタートということになる場合もあるので注意が必要です。
せっかく長期保有しているのに継続が切れたらもったいないから、気を付けよう!
何気に最大のデメリットかもしれないのが、証券会社が倒産したら貸株は戻ってこない可能性がある、ということです。おそらくないことだと思いますが、絶対ということはありませんので、、、。
私の保有する株では継続保有特典のあるものは2銘柄でした。
ひとつは400株以上保有が条件で500株保有しているので、特典を継続させるために100株だけ貸株にしました。もうひとつは100株の保有なので貸株に出すのはやめました。
個別に設定できるのは助かりますね。年利0.1%なので微々たるものでしょうが、1円でもいただければありがたいです。
楽しみにしておきます。
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